この度、第22回内視鏡外科フォーラム東北（平成23年4月23日、於山形テルサ）の当番世話人を拝命し、光栄に存じ、身の引き締まる想いでございます。このフォーラムを公立置賜綜合病院という市中病院で開催できるということは、非常に名誉なことであり、徳村代表世話人をはじめ、内視鏡外科フォーラム東北の会員の皆様に厚く感謝申し上げます。

このフォーラムは第22回という回数が示しますように、内視鏡外科の発展とともに、東北地方での内視鏡外科の普及に寄与してきた研究会であります。現在の内視鏡外科は、以前からの手術手技に加え、爆発的に増加している単孔式内視鏡外科や、Robotic　Surgeryなどの進化が見られます。また、技術認定など若手医師の教育なども行なっていかなければなりません。

今回は、東北地方での認定者が少ない技術認定の現状や合格のノウハウなどを、審査員の先生方に講演していただく予定であります。内容は胃、胆嚢、総胆管、大腸を予定しております。また、ランチョンセミナーとして、膵臓と大腸の分野を2題予定しております。
要望演題として、単孔式内視鏡外科の東北地区での現状をお話ししていただきたいと考えております。また、若手医師達に十分な討論の場を与えたいと考えており、呼吸器をはじめとした一般演題も多く募集したいと思います。

このフォーラムが有意義なものになるよう万全に準備したいと思います。多くの先生方にご出席いただき、活発な討論のもと、このフォーラムを実り多きものとしたいと思います。多数の皆様のご参加を山形の地で心よりお待ち申し上げます。

当番世話人
公立置賜総合病院外科　小澤　孝一郎